前々回に引き続きまして、R2へのMOSSインストール関連。
MOSSのインストール前に、SQL Serverをインストールする必要があります。     
Windows 2008 R2へインストールできるSQL Serverは2005と2008です。
SQL 2008はSP1を適用する必要があります。    
SQL 2005はSP3を適用する必要があります。     
当然64Bit    
すでにKB化されていました。(KB955725)     
SPの適用は、RTM版のインストール後でも問題無さそうです。     
しかし、.Net 3.5は事前にインストールが必要です。     
SQL ServerへのSP適用は必須なのでSP適用済みのイメージを作成しても良さそうです。     
下記のリンクを参考にすれば難しくはないと思います。但し英語、Orz     
Creating a merged (slipstreamed) drop containing SQL Server 2008 RTM + Service Pack 1     
手順の概略を説明しますと、
1.SQL2008のイメージをディスクにコピーする    
(「C:SQL」とする)     
2.SP1をダウンロード     
3.SP1のパッケージをSQLインストールイメージのPCUフォルダに解凍する。     
(「C:SQLPCU」に解凍)     
4.「Setup.exe」と「Setup.rll」をPUCフォルダから、インストールイメージ直下にコピーする     
5.PCUフォルダ配下のCPU別フォルダ(x64など)から「Microsoft.SQL.Chainer.PackageData.dll」以外のファイルをインストールイメージ直下にあるCPU別フォルダにコピーする     
6.各CPU別フォルダにある「defaultsetup.ini」にPCUSOURCEプロパティを追加
| [SQLSERVER2008] PCUSOURCE="{full path}PCU" | 
これだけです。     
毎回SPを適用するのは面倒なので、SP適用済みイメージを作ると楽だと思います。
