入力チェック機能付きのカスタムリスト

SharePoint標準のカスタムリストは、簡単に列の追加が出来て簡単にデータベースもどきが作れます。
でも、整合性を保つ事が大変、、、
カスタムリストの入力時に事前チェックが出来れば便利だなーと、、

有りました。インド人すげー
KEMO: 12/01/08
作成したシナリオでは、e-Mailアドレスの整合性チェックを正規表現で確認しています。

カスタムリストにメールアドレス様の列を追加します。
SharePoint Designerでカスタムリストの「NewForm.aspx」を直接変更するのは怖いので、、コピーして「NewMail.aspx」を作りました。コピーぺでOKです。
ダブルクリックで「NewMail.aspx」を開きます。
「標準のリストWebパーツ」を選択し、右クリック、「Webパーツのプロパティ」を開きます。
プロパティページでレイアウト配下の「非表示」にチェックを入れて「OK」でプロパティを閉じる
「標準のリストWebパーツ」が選択状態だと思いますので、キーボードの右ボタンを押して下さい。「標準のリストWebパーツ」からフォーカスが外れたらメニューから ”挿入→SharePointコントロール→ユーザー設定のリストフォーム” をクリックします。
ここは、非表示にしたWebパーツの代わりの入力フォームを設定します。
カスタマイズする「リスト名」「コンテンツの種類」が正しい事と、
「フォームの種類＝アイテムの作成」となっている事を確認してOKをクリックします。
非表示にした標準のリストWebパーツの代わりに入力フォームが表示された事を確認します。
メールアドレス用のフィールド「Ｍａｉｌ」を選択し、右クリック、「コモンコントロールタスクの表示」をクリックします。
フィールド「Mail」の書式を「リストフォームフィールド」から「テキストボックス」へ変更します。

↓
コントロールの書式が下記の様に変わった事を確認します。
SharePoint Designerのツールボックスから、”ASP.NETコントロール→入力規則→RegularExpressionValidator”を選択します。
ドラッグ＆ドロップでフィールド「Mail」の横に「RegularExpressionValidator」コントロールを貼り付けます。
貼り付けたコントロールのプロパティを開き、「ControlToValidate」の▼をクリックしたら候補が表示されるので、「Mail」フィールドのIDを設定します。
続けて、「ErrorMessage」に適当なメッセージを入力、「SetFocusOnError」をTrueに変更、「ValidationExpression」の「…」をクリックして正規表現エディタでメールあどれるの正規表現を入力します。
こんな感じになります！必要に応じてメールフィールドのサイズを変更して下さい。
「NewMail.aspx」を保存して下さい。
カスタムリストがカスタマイズした新規登録フォームを使用するように変更する為、リストを右クリック、プロパティを開いて「新しいアイテムのフォーム」を「NewMail.aspx」に変更して保存します。
カスタムリストに入力チェックが実装された事が確認できます。
試しに、エラー状態でOKを押しても保存されません。